2月の24日午後、埼玉県所沢市松が丘の道路脇の歩道から水が噴き出しているとの通報が相次いだ。
上水道管が破損して漏水が発生し、一時周辺の道路が冠水。
水道管の老朽化が原因とみて、復旧工事を実施。断水が発生したため、市は給水車を派遣した。
破損したのは歩道の下に埋設された上水道管で、1979年度の埋設で老朽化による腐食が原因とみられ、亀裂が入っていた。
市は40年経過した水道管の更新をしており、当該の管は2025年度に入れ替える予定だった。
水が道路脇から高さ数メートルにわたり噴き上がっていた。
工事業者らが仕切り弁を閉め、水の噴き上げは収まったものの、
周辺世帯で断水や濁り水が発生した。市は「濁り水は飲まないでほしい」と呼びかけている。
現場周辺の20世帯が断水。住民らは現場に待機した市の給水車に三々五々、飲料水などを求めて訪れていた。
道路陥没事故を招いた"水道管の老朽化"問題。その影響は水道料金の値上げにも…。
4月から水道料金“約40%増”となる埼玉県本庄市には、大幅な値上げの要因がありました。
老朽化に直面する、日本のインフラ。道路の陥没を招いた下水道管の破損。深刻な問題となっています。
ちなみに、10メートルの水道管補修にかかる費用「総工費は約1000万円」とのことです
これでは水道料金値上げも必要な金額になってきてしまいますね・・・